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虎山女魚

angler:Hideki Ito

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ジンクリアの渓谷に生まれ育った尺上の雄。
著しく盛り上がった背中に引っ張られるように、パーマークが
縦に伸びている、伊藤が虎ヤマメと呼ぶ希少なタイプの個体。

「この顔付きとセッパリの虎模様に感動するね。
山岳渓流の猛者の迫力だよなぁ…」と伊藤もココロから満足気。

渓流ファンにとっては、まさに直球ど真ん中のヤマメですね。

12

暑い日の多い9月でしたが、ここへ来てようやく山の空気も
秋らしく冷え込んできました。
さて、2017年の渓流シーズンも残すところ1週間。
最後のドラマを夢見て、はたまた渓谷の豊かな自然に癒されに、
それぞれの締めくくり釣行をどうぞ楽しんでください。

タイプ

angler:Hayato Ozawa

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itocraft,イトウクラフト,小沢勇人,アマゴ,エキスパートカスタム,ボウイ,Bowie,EXC

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[HYM]

格好いい顔付きの尺アマゴ。狭い棲息範囲の中で、あらゆる
危険から逃れ生き残った居着きの個体です。
小沢さんいわく「この川は昔、遡上タイプの個体もいて、今も
その血筋を感じさせるアマゴが棲んでる。この魚もそう」
顔の大きさや魚体のシルエット、ヒレのバランスなどを見れば
確かに居着きタイプだけれど、パーマークや体色は薄い。
「ここのアマゴの特徴だよ」
 
 
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rod:Expert Custom EXC510PUL lure:Bowie 50S[YMG]

また別の日、別の川で釣り上げた一尾。下流の大きな懐で成長し、
遡上してきた個体。
「こっちは生活スタイル的には完全に遡上タイプだけど、アマゴの
血が濃いためにパーマークがくっきり浮かんだ個体」とのこと。

環境や魚の系統、様々な要素が絡み合いそれが個性となって魚体に
現れる渓魚達。彼らの姿に目を凝らし、思いを巡らせる。
そうやって川を歩き、魚達との出会いを楽しめるのもあと半月。
時が過ぎ去る速さに何より驚きます。
 
 
22

さて、明日から連休という方も多いと思います。
大好きな川で、大好きな魚と遊べれば最高です。
台風の影響が心配ですが、もちろん安全第一で、
皆さんどうぞ良い休日を!

季節の進度

イトウクラフト,itocraft,伊藤秀輝,ヤマメ

angler:Hideki Ito

すっと鼻先が伸び、精悍さを増してきた雄のヤマメ。
ただ何センチの魚を釣ったということだけじゃなく、
例えばヤマメの顔付きや色彩の艶やかさに、季節の
絶え間ない移ろいを感じることも僕ら釣り人にとって
掛け替えのない幸せです。

イトウクラフト,itocraft,伊藤秀輝,ヤマメ

rod & lure:Protomodel

淡い琥珀色と乳白色の下地に、まるで蛍光塗料を吹いたような
華やかな秋色が目を引く個体。
来シーズンに向け、ロッド、ルアー、様々なニューアイテムの
テストを重ねる中で、伊藤が釣り上げた美しい尺ヤマメ。
シビアな感性と手強い魚が、道具の性能を限界まで磨く。

他にも紹介したい魚達がSDカードに収まっておりますので、
のちほど改めて…。

イトウクラフト,itocraft,伊藤秀輝,ヤマメ

朝方は薄手のフリースを着込んでの釣りでしたが、太陽が顔を
出すと日中は思いのほか暑くなるここ最近。
一気に秋めいてきたかと思えばちょっと季節が足踏み状態。
相変わらずリズムの掴みにくい天候が続きますね。

イトウクラフト,itocraft,伊藤秀輝,ヤマメ,ウェーダー

現在開発中のゴアテックス・ウェーダーも、運動性能と耐久性の
完璧な両立を図り、細部の仕様まで詰めながらハードにテストを
繰り返しています。こちらも乞うご期待であります。

5

毎年9月はいくら時間があっても足りませんね。
今シーズンの渓流も残された週末はあと4回。
さてさて、どんなドラマが待っているのでしょうか。
皆さん、どうぞ楽しい休日をお過ごしくださいませ。

夏渓

angler:Daisuke Ito
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

美しい夏ヤマメを目当てに、伊藤大祐と共にとある渓谷へ。
朝方は空を覆っていた雲もすぐに霧散し、夏の強い陽射しが
照りつける谷底でふと視線を河原の砂地に向けると、たぶん
昨日今日付けられたんだろう足跡が…。
まあ、週末だし、人の入らない場所なんて今やないわけで、
ポジティブに、むしろ釣り人はシビアな状況と手強い魚に
嬉々として釣り上っていく。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

岸から枝葉を伸ばす広葉樹が川の所々にシェードを作っている。
思わずゴクリと唾を飲み込むポイントが点在するも、そんな
いかにもな淵やシェードに入っているヤマメは一様にスレていて、
あからさまにヤル気がない。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

rod & lure:Protomodel

速いペースの中で丁寧に且つ様々なヒラ打ちを講じる。繊細な
釣りを通す大祐の手に収まった、綺麗な夏のヤマメ。ルアーは
ここ数年、小渓流用に性能を煮詰めてきた新型バルサミノー。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

釣って放すだけじゃもったいない。たまには一息、いや二息も
ついてマジマジとヤマメを鑑賞。大物じゃなくとも、その繊細な
美しさに目を奪われます。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

これもいいヤマメ。魚の数は多くなく、川のポテンシャル的に
サイズもこの辺りが良いところ。コンディションはみな抜群、
何よりスレッカラシとの駆け引きが楽しい。
撮影を始めるたびに、猛烈な勢いで物凄い数のアブが出現するも、
鮮やかなピカピカの夏ヤマメに僕らはもちろんニッコリ。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

この日、カメラのファインダーを覗いてもっとも興奮した一尾。
個性的で鮮明なパーマークと完璧な色艶、そしてこの健康的な
太さ。流れる清冽な水とのコントラストも最高に美しく、ひと目で
心をぐわっと鷲掴みにされた気分です。
周囲の山の素晴らしさをそのまま表しているようなヤマメの姿に、
やっぱり豊かな森の環境があってこそのヤマメだよなぁ…と
改めて実感。
 
 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐

メッシュベスト必須のジリジリとした暑さ、そしてアブの猛攻。
それも含めて盛夏の渓流釣りですね。
今しか楽しめない釣りを、思う存分堪能しましょう。
明日から夏休みという方も多いと思います。突発的な大雨による
急な増水、はたまた熱中症などにはくれぐれもお気をつけの上、
皆さん、どうぞ楽しい休日をお過ごしください。

梅雨の晴れ間に

梅雨とは名ばかりの空梅雨ですが、川辺にはこの時期の風物詩、
ガクアジサイの花が可憐に咲いています。
体感季節は盛夏そのもの。毎年言っているような気がしますが、
とにかく暑い日が多いですね。
何でも昨年は、世界の年平均気温が過去最高値を記録。
しかも3年連続で更新中なんだとか。
日本の生態系も亜熱帯化しつつあり、例えばデング熱を媒介する
ヒトスジシマカも関東が北限と言われていましたが、温暖化に
乗じて今では岩手でも定着が確認されています。

 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤秀輝

rod:Protomodel lure:Emishi 50S[YMO]
angler:Hideki Ito

毎年ながらそんな暑さを一瞬で吹き飛ばしてくれるのは、やっぱり
愛すべき美しい渓魚達です。
この日も伊藤が釣り上げたヤマメ達の佇まいに、心底癒され、
なかでも一番脳裏に深く焼き付いたヤマメが写真の一尾。
頬から体側を伝って尾ビレまで、華やかな朱色が浮かんでいます。
この季節のヤマメは本当にしとやか。

 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤秀輝

背中にまで透けるように浮かんだパーマーク。
いいヤマメは見飽きるということがないし、サイズに関わらず
いつまでもファインダーを覗きこんでいたい。
この時ばかりは時間も暑さも忘れます。

 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤秀輝

メインに使ったルアーは蝦夷50S。レスポンス良くヒラを打ち、
複雑な流れに対してもコケずに長く留まりながら誘いを演出。
立ち位置やポイントを選ばず、釣りのテンポを崩すことなく
狙い通りの攻めが展開可能。まさしく渓流のスタンダードです。

 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤秀輝

シャープな弾道で、ミノーが次々とピンスポットへ吸い込まれる。
コンパクトでいて、よどみのない流れるようなキャスト。
暑いからといって集中を切らすことはもちろんナシ。
だからこそ、魚達が応えてくれます。

 
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤秀輝

さて、渓流もいよいよハイシーズン。暑さにも渇水にもアブにも
負けず、良き出会いを求め、山河を駆け巡りましょう。
明日から3連休という方も多いと思います。
皆さん、どうぞ楽しい休日をお過ごしくださいませ。

一期一会

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[AMP]
angler:Hayato Ozawa

小沢勇人が釣り上げた遡上タイプのアマゴ、雄の34cm。
体高のある素晴らしいプロポーションが目を引きます。

今年釣った魚の、子孫や同じ系統の魚達とまた来年出会えるとは
限らない今の時代。乱獲や放流の問題、あるいは生息環境の悪化や
自然災害などによって、馴染みの魚がその数を減らしたり、または
姿を消しつつある悲しい現実を釣り人は肌で感じています。
小沢が長年途切れることなく出会ってきた、この地元河川の
遡上アマゴも例に漏れません。

「年を追うごとに個体数が減ってきて、特に今年はひどかったよ。
遡上期も遅くて、とにかく魚の数が少なすぎる。魚体の太さから
見ると遡上してそんなに時間は経ってないけど、ここまで婚姻色が
出た状態で上ってきた個体は初めて見た。
こういう時代だからこそ、一期一会の出会いを大事にすると共に、
こうして釣り人が現場で感じてることや経験をこの先も魚を残して
いくことに生かしていかなきゃいけないよね」

アップストリーム

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐,蝦夷スプーン

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi Spoon 37・3.5g[GUG]
angler:Daisuke Ito

昨日の日曜日、お気に入りの渓流で姿を見せてくれたのは、
薄っすらとオレンジを浮かべた雄の尺ヤマメ。

アップストリームで放った蝦夷スプーン3.5gにトゥイッチで
息を吹き込む。水流に噛ませて止めて、尻を振らせる…を
リズミカルに細かく連続させ、アップでありながらゆっくり長く
見せて誘う。そして、追ってきたヤマメの姿を見ながらさらに
誘いを掛け、狙い通りの食わせのタイミングで口を使わせる。

「ヤマメとの一瞬の駆け引き、やっぱり楽しいなぁ」

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐,蝦夷スプーン

夏を前にして背中の厚みも十分、素晴らしいプロポーション。
色艶も最高です。

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,伊藤大祐,蝦夷スプーン

山の新緑も濃さを増し、いよいよ渓流にどっぷり浸かる季節が
やって来ました!

ランドロック

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,吉川勝利,蝦夷スプーン
011

angler:Katsutoshi Yoshikawa

冷たい湖水に磨かれた、美しく、そして屈強な鋼の魚体。
昨年春、吉川さんが手にした陸封型サクラマス。
溜め息の出るような見事な太さと体高。

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,吉川勝利,蝦夷スプーン
イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,吉川勝利,蝦夷スプーン

rod:Expert Custom EXC730ML lure:Emishi Spoon 52・12.0g[SBY]

古くから足を運ぶ湖ですが、「コレが釣りたくて来てるんだよね」
という吉川さんの思い描くとおりのスタイルを備えた1本が、
蝦夷スプーンを3時間ほどキャストしたところにドンッ!と
ヒットしたのでした。
ロッドは湖を軽快に釣るための最適解、EXC730ML。
軽くてシャープ、そしてもちろん大型魚のパワーを無理なく
溜める粘りも特筆もの。

イトウクラフト,itocraft,ヤマメ,吉川勝利,蝦夷スプーン
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渓流に本流そして湖と、東北の鱒釣りも新たなシーズンが
もうすぐ幕を開けます。
北国の寒さはまだ続きますが、フィールドを駆け回る日々が
待ち遠しい今日この頃です。

山からの贈りもの

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rod:Expert Custom EXC510PUL lure:Bowie 50S[HYM]
angler:Hayato Ozawa

9月下旬、小沢さんが釣り上げた、いかつい雄アマゴ。山深い
急峻な谷に棲息している居着きの天然種。環境の厳しさを考えると
34cmというサイズも見事ですが、何よりその野性味溢れる姿に
いたく感動したのでした。
詳しくは後ほどFROM FIELDで掲載いたします。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人
イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人

そして。
追い求める本アマゴを手にした後は、毎年秋のもうひとつの
楽しみ、マツタケを探しに。
赤松ではなく栂(ツガ)や米栂の林に生えるこの栂マツタケは、
より歯応えが良く、しかも大型になる傾向があります。
「例年だと8月頭位から出始めるんだけど、今年は雨が多くて
気温も高いから、虫が入っちゃってるのが多かったな」
この日はアマゴに続き、素晴らしい山からの贈り物が…。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人
イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人2

採れたての立派な栂マツタケがノースバックに…。
「マツタケも、ただ長いだけじゃなく、太くて頭のでかいやつを
採りたいとか、そのあたりの感覚が魚釣りと似てるんだよね。
釣りのついでにこれだけ採れれば上出来」

秋の深山を思う存分堪能した最高の一日。
マツタケの幸福な香りがこちらまで届いてきますね。

閉幕

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イトウクラフト,itocraft,大ヤマメ,伊藤秀輝
イトウクラフト,itocraft,大ヤマメ,伊藤秀輝

The end of 2016 season.

イトウクラフト,itocraft,大ヤマメ,伊藤秀輝
イトウクラフト,itocraft,大ヤマメ,伊藤秀輝

rod:Expert Custom EXC560ULX
lure:Emishi 65S Type-Ⅱ[Proto]NEW!

イトウクラフト,itocraft,大ヤマメ,伊藤秀輝
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rod:Expert Custom EXC560ULX
lure:Emishi 65S Type-Ⅱ[Proto]NEW!

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rod:Protomodel
lure:Bowie 50S[GG]

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rod:Protomodel
lure:Bowie 50S[AU]

angler:Hideki Ito

「皆さん、お疲れ様でした! 今日で今年の渓流シーズンも幕を
閉じました。今シーズンも各地から多くの釣果投稿をいただき、
誠にありがとうございました。
ここ数年、普段の生活や人命をも脅かす自然災害が多発しており、
私達釣り人にとって掛け替えのないフィールドも、激しく姿を
変えています。大好きだった川が壊れ、魚もすっかり減って
しまったという悲しい経験は多くの方が持っていることと思います。
しかし私達は、自然の持つ恐ろしさだけではなく、それ以上に
自然の壮大な魅力も感じることができます。一度川が崩壊しても、
そこには生き物達の種を繋ごうとする本能の力強さを見ることが
できます。
もちろん、私達を感動させてくれる野生の魚達は今も息づいている
ことでしょう。
来シーズンも、皆さんと一緒に素晴らしい出会いを追い求め、
美しい山河を歩き、ロッドを振り続けたいと思います」
 
 
 
ここに掲載した写真の他にも、各新製品でいい魚がたくさん釣り
上げられています。後ほど動画もまじえて詳しく紹介いたします。
どうぞお楽しみに。